2019-07-07から1日間の記事一覧

川端康成 油

本の世界にのめりこむ快感。 図書館で川端の全集を取り寄せて読む。 「十六歳の日記」 「油」 「葬式の名人」 と続く初期の作品は、川端少年の喪失をなまなましく描き出している。 父と母、そして姉、祖母、同居していた祖父すべて失ってから親族を転々とし…