気がつくとなくなっている

お気に入りのものや店が気がつくとなくなっている現象。

 

立川ルミネにあった平和食堂のチャンポンはチョーおいしかった。

仕事帰りに寄るといつも椅子に座ったひとが並んでいてなかなか入れなかったが、イベントのある日などに時間をずらして入って味わうのが楽しみだった。

運動会の帰りに入ろうとしたら、なんと閉店。

 

お気に入りのペパーミントは、高級スーパーにしか置いてなかったが、あれ?そういえばみかけないなぁ、と改めて店員に尋ねてみる。

「英国性のミントはありますか?」と聞いても、月並みなミントキャンディーを示されるだけ。

「高級スーパー」が増えて、舶来食品が手に入りやすくなったのに、どこにも見当たらない。

ネットという手があった、とネットで調べると高値!

小さな缶入りミントの値段とは思えないような値段がついている。

なにが起こっているのか?

「きや」のたまごクラッカー。

有機食品店の黒いもけんぴ。

製造中止である。

おいしいお菓子が消えてしまう。

おいしいものは手がかかったり採算があわなかったりするのだろうか。

食べ物だけではない。

いざというときに頼っていた決して皮膚がかぶれない漢方の温湿布。

 

このような事態を恐れて気にいったものをまとめ買いする友だちがいた。

もとは私が見つけてきたドイツ製のベビー・クリームは香りがマイルドで油脂分も抑えめで気に入っていた。

アメ横でみつけた彼女がダースで買ってきて、分けてくれたりした。

といっても永久にもつものではない。

ベビー・クリームはあるとき劣化して使えなくなった。

 

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