2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

学校システム論

暴力が学校に集中する理由が知りたい。 世界のあちこちで学校を舞台にした事件が起こる、コロンバイン高校、池田小、神戸の事件だってまず校門から始まったのだ。 その理由。 放送大学がふつうにラジオから聴けたころ、ふと耳にしたこの授業がわすれられない…

こころの時代

辺見庸という作家を「あたいはわりとすきです」と手紙に書いてきた友だちは、もう死んでいて、相模原の事件を知ることはない。 彼女に推薦されて一冊くらい読もうとして、熱感というか、生ぐささというか、さきを読めなかった。 その作家が生活クラブ生協の…

成人式の車内

意外に、空いている。 晴れ着姿の子は、駅に向かう途中ひと組みかけただけ。 ひと駅立ったが、前のひとが降車して座れた。 となりに座る若い女の子ふたり組。 大きな声でしゃべっている。 なかなか乱暴である。 なんだよあれ、Bパックってぜったいやらね。 C…

モモ

あれも読みたい、これも読みたい、定期購読している「不登校新聞」をきっちり読んで切り抜きたい、と思っていた正月休み。 とうとう読みきったのは「モモ」だけである。 この本は、これまでなんども読もうとして読めなかった児童書である。 一時はブームにな…

吐ききれない毒・・偽装

元旦に楽しみにしていた賀状が届き、印刷の隙間のわずかな肉筆からそのひとらしさがのぞいてうれしい。 年賀状は、たのしみ。 ここ数年、印字で自分の短歌を送ってくるひと、ずいぶん長い付き合いなのだが。 昨年、子どもが自立して夫婦ふたりになった。 「…

2019年正月ことはじめ・・リアルな現実

《感染注意の記》 恒例の凧揚げは、あたたかな日差しにあふれた多摩川で。 厚着をしていったが汗ばむような陽気だった。 近くでよそ行きのコートとよそゆ行きの靴を履いた小学三年生くらいの女の子が、お父さんとお母さんと一緒に凧を揚げていて、風のない空…

待ち合わせ

若い友人の誘いで、「ランドフェス」なるものに行ってきた。 お天気は雨。 「ランドフェス」とはなんのことなのか行ってみるまでわからないのは、友人の説明にやや不足がある、と思う。 私のお目当ては、舞踏家大野慶人の踊りを観ること。 「これも良さそう…