2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

日暮里 2015年9月 

日暮里の駅ナカの本屋の入り口に背の高い女の子が立っている。 パリの彩子に似ている。 髪型も黒ずくめのフアッションも彩子とは違うのに、どこが似ているのか? はにかんだような、それでいて怒っているような、 自意識の強い、自分と周囲のへだたりをがっち…

隣の部屋 国立新美術館

雨の日、友人と吾妻橋を歩く予定を変更して、乃木坂駅構内から行ける国立新美術館へ行く。 友人は、十年以上前にパーキンソンの診断をもらったが、パーキンソンの薬を飲んでいないのにもかかわらず、症状が安定している。 それでも歩くスピードはわずかづつ…

かめ

志賀直哉全集一

近所の図書館で借りてきたが、とても二週間では読みきれない。 しかも、ところどころえんびつで記しやメモが書き込まれている。 思い切ってネットで調べたところ、良い状態のものが700円ほどで買えた。 中身は新品同様で、返却期限に悩まされることなくお得。

「母の死と新しい母」志賀直哉

私は夏場失業状態なので、去年は夢中で着付けに励んだが、今年は暑すぎて着付講師の毒気に当たるパワーがない。 替わりに志賀直哉に励む。 白樺派の作家は武者小路実篤以外は中学生のころから読んでいる。 有島武郎の「一房のぶどう」は心静かに洗われるよう…

曇りマークと雨ばかり

兎に角、カラッとしない、土手へ出ても小雨がふっている。 ザックは湿度によわい犬だ。 ピッキーは、どんなときもパワーが下がらない。

うしおととら

言い忘れたことがあるので、下に降りていくと夫と娘がならんでソファに座っている。 ふたりともメガネの奥の目が真っ赤で、通常の三分の一ほどの目の巾になっている。 「どうしたの、ふたりとも目があかいよ」 と言う。 ふたりで「うしおととら」という連載…

大野一雄舞踏研究所 8月最終稽古

小雨のけむる日曜日の午後。 長靴をはいて、焦って稽古場に向かう。 こんな竹やぶがあったりする・・。 その日のメンツは? その日のテーマは? 行ってみなければわからない。 自分のうごきも、他人のうごきも奇妙に思えてくる。 まとまらない気分で終了。 や…