新しい年度がはじまった。
毎日の仕事ではないのだが、続くときは続くこの仕事。
夏と春は比較的時間があくので、疲れてくるとあと何回でしばらく休みだ、と回数を数える。
ひまになったらあれもしよう、これもしよう、と頭で描くのだが、ほっとしたとたんにたいていどこか具合がわるくなる。
今回は、休みに入った日に喉が痛くなり、ひどい炎症で声が出なくなった。
仕事開始前日まで不調が続き、なんだよ、こんな声で仕事できるの?
というかんじだった。
新二歳児は、一歳児のときに何回か、年長児さんが外出のときに活動したので、一度もできなかった去年に比べてほとんど三歳児さんと変わらないほどよくできる。
四月に新しい体制となり、保育士どうしの連携が自然に行われているようで、子どもたちもまとまっている。
おとなどうしの空気が、じつによく子どもに響く。
つくろいようがない。
「進級した」という意識が子どもたちをしゃんとさせ、自信を持って表現できるようになっている。
一学年の進級にそんな効果があるとは、自分や自分の子のときに意識しなかったが。